弥生会計のインポート機能をつかって、csvデータを取り込んだところ、消費税が0円になってしまう仕訳がありました。
数か月前から毎月インポートで仕訳を取り込んでいましたが、ふとしたとき、何故か消費税が0円になっている仕訳を発見しました。仕訳を開いて、+キーを押すと正しく消費税がセットされました。ただ、そのような仕訳が何件か散見されました。わかりにくいとはいえ確認不足を反省しています。
まずは消費税が0円の仕訳を抽出して修正します。
仕訳日記帳でエクスポートし、csvに拡張子を変更したうえで、エクセルで開きます。フィルタ機能を使って、消費税が0円の仕訳を抽出することができました。
とりあえず、1仕訳づつ修正をかけていきました。
そもそも何故このようなことが起こったのかですが、取り込み用のcsvの税区分がどうも怪しい。
調べていくと、税区分の指定を一字一句でも間違うと消費税が取り込まれないとのこと。
仕入は、
・課対仕入込10%
・課対仕入込8%
・課対仕入込軽減8%
売上は、
・課税売上込10%
・課税売上込軽減8%
・課税売上込8%
が一般的な指定で、これを間違うと上記のような症状がおこるとのこと。
取り込みファイルを確認すると「課対仕入内10%」となっているデータがありました。確かにこのデータが消費税が0円になっていた仕訳でした。
「内」を「込」に変更すると無事取り込めました。同じような事態になった場合には、税区分を一字一句あっているか確認してみてください。
ちなみに取り込みデータの消費税額は、0または空白でOKです。