一般社員より勤務時間が短い短時間正社員という制度があります。
この度、この短時間正社員に対して時間外手当(残業手当)が発生しました。給与ソフトに時間外の時間を入力すると自動で計算されるので、いままであまり気にしたことはなかったのですが、念のため、基準内賃金に当社の月所定労働時間で割って、1.25倍してみました。
(事例)
基準内賃金30万円 ÷ 月所定労働時間150時間 × 割増率1.25 = 1時間あたりの時間外手当
一般社員は上記の計算式で合います。短時間正社員の場合ですが、給与ソフトは150時間で割って計算していました。短時間正社員は、所定労働時間が短くなっており、その分給与が少なくなっているので、一般社員と同じ月所定労働時間で割ると、1時間当たりの金額が少なくなってしまいます。短時間正社員の月所定労働時間で割って計算する必要があります。
短時間正社員の時間外手当(残業手当)を計算するときは気を付ける必要がありますので、注意してください。